TES試験、受験しました
2010年7月19日のブログです。
ココ北陸では、30度を超える暑さが続いています。
そんな中、昨日は、福井で行われたTES試験を受験してまいりました。
TESとは、「繊維製品品質管理士」のこと。
TES=「消費者に供給される繊維製品の品質・性能の向上を図ったり、繊維製品の品質について消費者からクレームが出ないように、それらの製品の製造や販売を行う企業のなかで活躍するスペシャリスト」だそうです。
クリーニング業は、繊維製品の品質が消費者に与える影響の最前線にいるため、必要な知識がいっぱい!
毎年2500人ほどが受験されているようです。
クリーニング業界でも、受験は毎年増えているようですが、ヤングドライからの受験は私が初挑戦です。
実は、私の受験は昨年に続いて2回目。つまり、昨年の受験では恥ずかしながら、全科目合格できなかったのですね~ 論文を落としてしまいました。
昨年初受験では、「過去問」を中心に勉強。と、いうか、過去問をなぞるだけで精一杯でした。でも、過去問と同じ出題も多く、助けられましたわ~
恐ろしかったのは事例試験。何種類かの繊維に関する事故事例問題の中から、一つを選んで「苦情発生原因の究明」、「再発防止策」などを記述式で書いていきます。受験前は、書ける気がしませんでしたし、今も受かったのは奇跡ではないかと 事例の中に「モール」に関するものがあったので、以前に学んだモールの特性を思い出しながら、極力「論理的に」書き進めるよう努力しました。モールの特性は**だから、ゆえにこのような結果が考えられる・・・と。
なんとか今年は、残った「論文」科目を制覇したいところ・・・
ちなみに、平成22年度のTES試験における「論文」のテーマは以下の通りです。
[論題]
最近、新しい流行を素早く取り入れ、手頃な価格で実用品質を備え、短サイクルで生産・販売されている衣料品が、日本の消費者から支持されている。これらの製品の多くは、SPA(製造小売業)業態のもとでグローバル展開している企業で扱われている。このような衣料品や企業の動きに関して、次の点から論じなさい。
(1)消費者から支持されている社会的背景
(2)これらの企業において、品質管理上で留意すべき点
(3)このような衣料品や企業の動きに対するあなたの考え
今回初めて知ったのですが、文中で改行した残りの余白字数はマイナスカウントされるそうです。(当たり前?)こういった情報、各種資格試験にあるような講座を受講すればわかるのでしょうが、会社から初の受験者である私の場合、そういった講座情報もないわけです。じゃあ、どうやって情報収集を?・・・試験会場で、他の受験者の方から直前に教えてもらったのです。 字数不足にならないよう、改行を極力少なくして臨みました。
受験にむかうJR車中で、たまたまユニクロ柳井氏のインタビュー記事を読んでいた私。
問題を見たとたん「おおっ!出た!」と思いましたが、だからといって快調に鉛筆がすすむわけではなく(ほほほ)・・・結果は9月のお楽しみ!です。
・・・中田
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