ボタンは外してクリーニングへ?!
2016年11月13日(日)
お洋服のボタン、材質によってクリーニングトラブルが起きることがあります。
お気に入りのお洋服についているボタン、特にブランドロゴがついているもの、ラインストーンが付いているものなどは、ほんとうは外してクリーニングに出すと良いのです。
もろいボタンの代表は、貝ボタン。
ワイシャツやブラウスについていることが多い貝ボタンは、文字通り貝殻をボタンの形に型ぬきしてつくられます。貝殻は木の年輪のように成長していくため、年輪隙間に力が加わると、簡単に割れてしまうのです。
イメージ的には、バウムクーヘンは年輪の層の境目で割れやすいのに似ていますね(似てる?)
ヤングドライでは、「貝ボタンは割れると思え!」と社員教育し、必ず保護するよう指導しているほどです。
私も、ヤングドライに入社するまで、自分の洋服のボタンの材質には無頓着でした。
しかも、お洋服の品質表示は、生地部分のみに対してつけられていることが多く、ボタンに対する洗い指示はまったくないのです。
ボタンは、お洋服のアクセントになる大事な部分。
クリーニング前にボタンを外すのも、お洋服のケアには大事な一手間なのです。
・・・中田
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