冬布団、お片付け前に丸洗いを!

 2021.05.14

 

Photo_20210513112401 日中の陽ざしは初夏、朝晩はまだ肌寒い

このところ、まだまだ気候不順な毎日です。

とはいえ、冬用の寝具はそろそろ片付けなくちゃ…という時期でもありますよね。

次の冬シーズンのためにおススメしたいのが

「お布団丸洗い」

ワンシーズン活躍したお布団は、汗やほこりでシットリしています。

・ベッドの掛布団は、汚れていないようにみえて部屋のホコリが静かに降り積もっています。

・敷布団は、毎日の汗を含んで湿気ているはずです。  下着やパジャマは毎日洗濯して取り替える方も、一日の3分の一を過ごすお布団は、洗わずに干すだけ、という方も多いのでは?

クリーニング店の丸洗いは、コインランドリーにもない超大型の洗浄機でしっかり洗うので、寝具のなかにしみ込んだ汚れをサッパリ洗い流してくれます。

洗い上りはふっくら!また次の冷え込む季節、身体を包んで暖めてくれます。

ぜひ、暖かくなった今、お布団を丸洗いでメンテナンスをお勧めします!

ヤングドライの「布団丸洗い」サービスは、ココから↓どうぞ!

http://www.young-dry.com/

・・・・中田

ストレッチ(伸縮性)のあるお洋服について

👓 2020.07.24

 

お洋服のなかでもジャケットやパンツ・スカートなどは、ストレッチ性があるものを選ぶと身体の動きにつれて伸縮してくれるので、着ごこちが良いですよね。

そのストレッチ性をもたらしているのは「ポリウレタン」という繊維で、主たる繊維(ポリエステルなど)に5%ほど混ぜられていることが多いものです。

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このポリウレタンの特徴としては、「軽くて発色が良い」という長所がある一方、「製造から3年ほどで劣化する」という短所もあるのです。

つまり耐用年数があるんですね。

劣化するとどうなるか…生地の表面に白くツブツブ(点々)が付着したように見えるようになります。

これは繊維のなかのポリウレタンが切れて、切り口が表面から見えるようになったもの。

ちょうど、古くなった輪ゴムが切れてしまうのと同じことが起きるのです。

注意が必要なのは、購入してから3年、ではなく、製造されてから3年であること。

しかも、輪ゴムが使っていなくてもボロボロになるように、着用していなくても劣化は進行します。

なので、ポリウレタンが混紡されているお洋服は、長く着続けるというより、期間限定で楽しむ、という気持ちでの購入をおススメします。

お洋服にも寿命=使用期限があるんですね。

ポリウレタンに限らず、お洋服の寿命を延ばすための工夫はいくつもあります。

別の記事で、またご紹介しますね。

・・・中田

梅雨の衣類ケア

 2020.07.10

 

梅雨は、シトシト、じめじめ、不快なシーズンですよね。

そして、衣類にとっても、カビが生えるなどのダメージが大きいシーズン。

大切なお洋服、きちんとケアしてあげましょう!

 

まずは、汚れを放置しないこと。

カビ菌は、食べこぼしや皮脂汚れなどを養分にして繁殖します。

 ・食べこぼしなどの水溶性の汚れは家庭洗濯でも落ちやすいですが、ケアラベルに「ドライクリーニング」表示されているものは、ヤングドライの汗抜きクリーニングをおススメします。

 ・何回か着用したものは皮脂汚れが付着しているので、油溶性の汚れ=ドライクリーニングを!

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クローゼットの風通しをよくしましょう!

クローゼットの中にもじわじわと湿気がこもって、カビの原因となります。

 ・梅雨の晴れ間には、扉を開けて空気を通しましょう、

 ・エアコンのドライ設定でお部屋の湿気を抜くのもお勧めです。

 

ヤングドライは、このようなお客様の衣類ケアに必要な情報提供を行っております。

「カビ予防の方法は?」

「カビが生えてしまった衣類、どうすればいいの?」

なども、お店でお気軽にご質問ください。

・・・中田

お洋服も日焼けに注意!

 2017年2月12日(日)

お洋服は、扉のあるクローゼットにしまいましょう!

理由は、日焼けで色が褪せてしまうから、です。

お洋服の染料は、紫外線で少しずつ分解してしまいます。

光は、波長が長いものが赤系統に、短いものが紫系統に見え、波長が短いものほど染料を分解する力が強いのです。

Photo

紫外線は、ご存じのように、日光や蛍光灯の光に含まれています。

だから、お洋服も肌と同じように、なるべく日のあたらない場所、扉をしめて紫外線を遮断できるクローゼットのなかにしまってあげてください。

クリーニング屋さんでは、お洋服がどれくらい日焼けしているか、を、日のあたらない衿裏と、日焼けしやすい肩部分で比較します。

そうすると、生地がどれくらい光退色しているかよくわかるのです。

…中田

ダウンウェアとタバコの危険な関係

 2017年2月8日(水)

 

冬に暖かいダウンウェア、愛用されている方も多いと思います。

このダウン、お預かりする時にクリーニング店のスタッフが気をつけていること、ご紹介しましょう。

それは、ホッチキスや安全ピンを刺しては絶対にいけない、ということ。

ダウンに入っている羽毛は、ほんの小さな針の穴からでも飛び出してくる性質があるからです。

 

Photo_2

 

そのため、ダウンのなかで羽毛は「ダウンプルーフ」という羽毛を密閉する特殊な加工生地に包まれています。

これをキズつけてしまうと・・・ドライクリーニングの機械のなかで羽毛がどんどん飛び出してきて、生地がぺちゃんこ、機械のなかが羽毛だらけ、になってしまうのです。大変です。

 このことを、クリーニング店のスタッフは厳しく教えられるので、タグと言われる番号片をつける時も、ホッチキスやピンなどで傷をつけないよう、細心の注意を払っています。

お客様も、キズをつけた、などの覚えがあれば、ぜひ受付でおっしゃってくださいね!

加えて、ダウン着用時のくわえタバコには十分にお気を付け下さい。

タバコの火がこぼれて、ほんの少しでもダウンに焼け焦げをつくってしまったら・・・

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・・・中田

おしぼりの消毒には強力な漂白剤が!!

2017年1月25日(水)

飲食店で席につくと、まず、お冷とおしぼりが運ばれてきます。

そして食事中、うっかり食べものをこぼしてしまうと、ついおしぼりでゴシゴシ・・・

実は、これでは、シミが防げるどころか、洋服が色落ちしてしまう可能性があるのです。

なぜなら、不特定多数のお客様が使用するおしぼりは、厚生労働省の規定によって、いわゆるハイターと同じような強力な漂白剤で殺菌されているのです。

そして仕上ったおしぼりには、人体に影響のない程度の残留塩素が認められています。

つまり、おしぼりで食べこぼしをぬぐおうとすると、染料も脱色してしまいかねないのです。

Osibori

こんな時は、裏側にティッシュをあて、手持ちの清潔なハンカチやタオルでたたく、のが、食べこぼしの応急処置としてはお勧めです。

とっさの行動でキズをひろげてしまう、人生にはままあることですが、気をつけましょうね~

・・・なかだ

 

最高級ダウンとは!?

2017年1月18日(水)

冬になると、羽毛布団の底力を思い知らされます。

私の羽毛掛け布団は、もう15年以上愛用しているもの。

すでに中央部分には羽毛はなく、上から押さえると布団生地が2枚あるだけです。

それでも、身体の両側に残っている羽毛が空気を遮断してくれるためか、この時期でも十分に暖かい。

数年前には家族の布団も羽毛布団にしまして、軽さと温かさで感謝されています。

ダウンは、水鳥の胸部分から、1羽につき25gほどしかとれない貴重なもの。

成熟した水鳥のものほどふくらみがあるそうです。

 

さらに、ダックよりグース(ガチョウ)の方が良質とされているそうですが、最高級なのは、グースではなく、北極圏に生息する「アイダーダック」のものだそうです。

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寒いさむいあの北極圏で水に浮かんでいるわけですから、そりゃもう暖かいんでしょうね~

・・・なかだ

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メイクアップしたときは

 2017年1月11日(水)

口紅が、うっかり洋服についてしまった!

いろんな意味で(!(^^)!)トラブルに発展しがちな「ワイシャツに口紅」のケースではなくても「とれるかしら」と心配になりますが、口紅はしみ抜きでわりと落ちるんですよ!

実は、注意が必要なのは、目に見えにくい

◆香水

◆ヘアスプレー

です。

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◆香水の主成分は、エチルアルコール。

 洋服に使われている染料によっては、輪ジミになることも。

◆男女問わず、衿まわりにつきがちなヘアスプレーやヘアムースに入っている樹脂は、生地に残ると汚れを吸着して落ちにくくしてしまいます。

メイクアップの仕上げに、シュッとやる前に、お洋服を守ること、意識してください!

・・・中田

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お洋服でおきる「あぶり出し」?

 2017年1月4日(水)

年末年始はお酒を飲む機会が増えます。そこで、ご注意!

お酒には、糖分が含まれています。

洋服にこぼしてしまったりすると、付いた時にはしみこんで見えなくなりますが

アイロンなどの熱が加わると、あぶり出しのように茶色に浮き上がってくるのです。

糖分が熱によって茶色に変色するのは、カラメル化という現象だそうです。

プリンを作るとき、砂糖に少量の水を加えて熱し、褐色のカラメルシロップをつくる、あれと同じですよね?!

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 クリーニングでは、仕上げのアイロンだけでなく、乾燥時にも熱が加わりますから

飲み物がしみ込んだところが、茶色に変色してしまいますので、ご注意を!

・・・中田

ネクタイ、洗っていますか?

 2016年12月4日(日)

クリーニング工場で一番多く取り扱うのは、なんといってもワイシャツ。

ワイシャツは毎日取り換えて洗濯されている、から。

でも、ネクタイを洗う習慣、持っている方は少ないのでは???

ネクタイはVゾーンの主役なので、ネクタイ選びにはセンスが必要ですし、汚れが目立っては台無しです。

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一方、一般にネクタイ生地はバイアス使いなので、布目が動きやすく手入れがしにくいのです。

しかも、ネクタイ素材に多いシルクは摩擦で白っぽく毛羽立ってしまいます。つまり、シミがついてもしみ抜きが難しい。

したがって、ネクタイは、汚れが軽いうちに洗うことをお勧めします。

また、汚れ防止の「はっ水加工」も効果的です。

大切な一本、プレゼントされた思い出の一本も、はっ水加工と定期的なクリーニングで、長くお使いください!

・・・中田

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